マルチイヤホンスプリッターの簡易ミキサー仕様について

先日取扱開始となりましたマルチイヤホンスプリッターですが、
単純なオーディオ1:5分配器としてではなく、複数のソースを入力することで
簡易できなミキサーとしての使用方法があります。

今回は、ボイスチャット機能が付いていないゲーム機として、「Nintendo Switch」での
ゲーム内音声とボイスチャットの混合出力を例に、簡易ミキサー機能についてご説明させていただきます。

ご用意いただく機器

・マルチイヤホンスプリッター ST35-MS6
・3.5mm3極ステレオ オス-オス ステレオケーブル (ST35-AM01Rなど)
・3.5mm 4極ステレオ(オス) – 3極ステレオ音声+マイク(メス) ケーブル (ST35-SM35Fなど)
・3.5mmステレオ出力のあるゲーム機(本例ではNintendo Switchを使用)
・3.5mmステレオ 音声+マイク端子のあるヘッドセット
・スマートフォン、PC等のボイスチャットアプリが使用できる機器

 

接続図

ちょっと1枚に収めたためごちゃごちゃとしてしまいましたが、
下記でご説明させていただきます。

 

①ゲーム音声の接続

ST35-MS6付属のケーブル、または3.5mmオスオスケーブルを使用し、
ST35-MS6のメス端子に接続します。

②ヘッドセットの接続

ヘッドセットのオーディオ側端子を、ST35-MS6のメス端子に接続します。
ヘッドセットのマイク側端子を、4極分岐ケーブルのマイク入力端子に接続します。
※スマートフォンではなくPCに接続する場合は、PCのマイク入力端子に接続してください。

③スマートフォン又はPCの接続

4極分岐ケーブルのオーディオ端子と、ST35-MS6の端子を
3.5mmオスオスケーブルで接続します。
※スマートフォンではなくPCに接続する場合は、PCのスピーカー端子に接続してください。
スマートフォン、またはPCでSkype、Nintendo Switch Online等のボイスチャットアプリを起動します。

 

上記のような配線図になります。
この配線で、ゲーム機の音声とスマートフォンの音声、ヘッドセットのマイク音声がヘッドフォンに合成され出力されます。
同時に配信や録音などを想定する場合は、ST35-MS6と録音機器をオーディオケーブルで接続します。

尚、正式なミキサーではないので、各出力のオーディオレベルなどによっては
ノイズが入る場合がございます。
※ST35-MS6側の端子を変えると改善する場合もございます。
また、スマートフォンの仕様などによっては、チャットアプリ側の音声が出力されている間は、
ゲーム機側の音量が自動で制限される場合がございます。
上記の問題は、製品上の仕様となりますので、保証の対象外となります。
予めご了承ください。

 

以上、簡単ではございますが、ST35-MS6の簡易ミキサー機能の使用例についてのご説明となります。
お買い求めは、AMAZON様、及び各お取引店舗様にてお願いいたします。